BMX[ビーエムエックス]のジャンルは大きく分けて6種類ございます。

1963年、アメリカのカルフォルニア州でビーチクルーザーをベースに

20インチホイールの丈夫な自転車を作り、モトクロスバイクの真似をして

ジャンプをしたりして遊んだ事から始まり半世紀を経て、現在では

ストリート、パーク、ダート、バーチカル、フラットランド、レース6のジャンルに細分化されております。

完成車としてはストリート、パーク、ダート、バーチカルがまとめて

ストリートパークモデルとして発売されており、フラットランド専用、レース専用と

大きく3種類の自転車となっております。

 

①パーク(PARK)

主にスケートパークと呼ばれる、BMX、スケートボードやインラインスケートなどの

アクション系の乗りものを使う専用施設でトリックをするジャンルになります。

パークとストリートのジャンルはあまり壁がなく、1台のバイクで

両方を乗るライダーが多くいるのが特徴です。

ストリートが平地からの動きが多くバニーホップというトリックを

基本的なスキルとして乗るのに対して

パークはジャンラン、クウォーターというアール形状になったジャンプ台などのセクションを

使うスキルを基本として乗る違いがあります。

どちらが簡単なのか、楽しいのか、安全であるかはその人それぞれである為、一概には言えませんが

重要視されるポイントが異なるということになります。

セクションを使ったパークではスピード域や高さの面で大きい乗り方になる傾向が強いので

体格に対して安定感の高いやや大きめのBMXがお勧めです。

ストリート・パーク・ダート用のBMX完成車はコチラをご覧ください。

http://flourishbmx.ocnk.net/product-list/37 )

①ストリート(STREET)

街中の環境を生かして遊ぶジャンルになります。

初めて乗られる方の多くはストリートからになると思われます。

平地で基礎の動きを覚えればパークやダートにも活かせますし、何よりも

平地から自分で動くのであれば実力以上の動きは難しくそれに伴って怪我も小さなものに限られやすい

からであると思います。

一番の理由はストリートの定義が広く街乗りから遊び、スポーツも含まれ最も曖昧という事もあるのですが笑

 

最初は地味な事からコツコツ乗っていくストリートですが

数ヶ月も練習すればバニーホップで小さな段差は飛び乗れる様になります。

そうなれば普段の通勤やサイクリングに一つアクセントを入れて楽しめるジャンルと言えます。

ハードなトリック、セクションを好むスキルフルなスタイルもあれば

街中を流す様なライディングスタイルまで幅広くあり、幅広い楽しみ方がストリートの魅力であります。

BMXはややコンパクトで強度のあるものがお勧めです。

ストリート・パーク・ダート用のBMX完成車はコチラをご覧ください。

http://flourishbmx.ocnk.net/product-list/37 )

当店所属の浅野海彦のストリートライディング映像

当店所属の樋口元気のストリートライディング映像

 

ダート

森や河川敷などで土を盛りジャンプ台を作ってジャンプするジャンルになります。

同じBMXはストリート、パークと同じものを使います。

パーク、ストリートと似通った技も多く、こちらもパーク、ストリートと共に

遊ぶライダーが多いのが特徴です。

パークと違いアール形状のジャンプ台が中心となっており、スピードも早くジャンプのスケールが大きく

なりますのでより安定感を重視しサイズの大きなBMXがお勧めです。

ストリート・パーク・ダート用のBMX完成車はコチラをご覧ください。

http://flourishbmx.ocnk.net/product-list/37 )

フラットランド

主に平地でトリックをするジャンルです。

基本的にセクションを使ったり飛ぶ事はなく、良い路面さえあれば遊べるジャンルです。

バイクを回しながら自らも旋回状態でトリックをする事が多く、

バランス感覚を必要とします。

自転車自体は他ジャンルのBMXとは大きくことなり、、

ジャイロシステム(ハンドルを何回転させてもブレーキ絡まない)、4本ペグ(ホイールの軸部分につく棒)

を装備し、コンパクトな車体が基本となる為、フラットランドの場合はフラットランド専用のBMXとなります。

※当店では取り扱いがございません。

 

⑤バーチカル

BMXのジャンルの中でも最も危険なジャンル故に競技人口がほぼいないジャンルになります。

3m~4mの高さのあるハーフパイプというセクションを使って

トリック、エアーの高さを競う競技です。

セクションの形状としてはスノーボードハーフパイプなどと似たものになり、

スケートボード、インラインスケートなどとも同じセクションで乗ります。

エアーが高い為、危険性も高くプロテクター、フルフェイスヘルメットは必須となります。

⑥レース

ジャンプ台などがあるコースを数人のライダーで同時にスタートし

順位を競う競技です。

BMXの中で最もスポーツ性が高く、BMXに求めるスペックやパーツも独自の

ものとなっております。

近年ではオリピック種目に追加されるなど盛り上がりをみせているジャンルになります。