コチラのページではBMXってどんな自転車か?興味のある方へ

BMXの種類や選び方などについてご説明しております。


 

①BMXとは?

 

②BMXの種類

 

③BMXの選び方

 

④ストリートBMXの選び方

 


 

 ①BMXとは?

 
 

BMXとはバイシクルモトクロスの略でBicycle Motocross→"B"icycle "M"oto"X" →BMXという名称になります。

 

BMXは1970年代初頭にモトクロスバイクに憧れたカリフォルニアの子供達が自転車で真似をした

 

ことが始まりとされています。当時20インチのクルーザー自転車を改造して始まったBMXは半世紀が

 

経つ今も変わらず20インチホイールを貫いています。

 

昨今では街乗り用に24インチや26インチも登場しておりますが技のやりやすさや強度の面から

 今も主流は20インチホイールになります。

 
BMXの車体一覧は→コチラ 
 

②BMXの種類
 
現在、BMXは6種類に分かれています。
 
それぞれ以下の名前で呼ばれています。
 
パーク Park
ストリート Street
ダート Dirt
バート Vert
フラットランド Flatland
レース Race
※街乗り

 
パーク Park 
 
パークとはジャンプ台などが設置されたスケートパーク(競技場)で乗るジャンルになります。
X GAMEで知名度を上げたジャンルで2020年からはオリンピック種目(フリースタイル)にもなっております。
自分も子供の頃、X GAMEをテレビでよく見ていました。
日本では中村輪夢(なかむらりむ)選手がオリンピックに出場していました。
 
ストリート Street
 
街中やスケートパーク(競技場)のストリートセクションで乗るジャンルになります。
Parkとの違いとしては平地から飛ぶ動作が大半になることです。
平地さえあればできるため近場で楽しめるので一番、続けやすいジャンルかと思います。
 
ダート Dirt
 

土でジャンプ台を作って乗るジャンルになります。

ジャンプ台以外でロールと呼ばれる凸凹をペダルを漕がないで加速するライディングは

BMXを初めて乗る人も楽しめると思います。

雨の多い日本では維持管理が難しいため行ける範囲にダートがある方はラッキーです。 

 

バート Vert

高さ4m近くの半円のセクションを往復しながら飛ぶジャンルになります。

スノーボードのハーフパイプに近い感じなります。

恐怖心や危険度のハードルが高くあまりやっている人はいないジャンルになります。

 

フラットランド Flatland

 

主に片輪でバランスを取りながら技をするジャンルです。
ブレイクダンスやフィギアスケートなどが近いイメージです。
 
レース Race 
 
ジャンプ台などがあるコースを同時にスタートして順位を競うスポーツになります。
オリンピックの種目でもあります。
 

③BMXの選び方
 
先ほど6種類のBMXをご案内しましたが選ぶBMXの
車体としては以下の3種類になります。
 
・ストリート
・フラット
・レース
 
ストリートのBMXに合うジャンルは「街乗り」「パーク」「ストリート」「ダート」「バート」の5つ
フラットはフラット
レースはレースとなります。
 

④ストリートBMXの選び方
 
次に「街乗り」「パーク」「ストリート」「ダート」「バート」に合うストリートBMXの選び方になります。
 
ストリートのBMXに乗る人は様々なジャンルを楽しむ方が少なくなくパーク専用とかではなく中間的なサイズや
セッティングをする方も多いのですがここではそれぞれのジャンルに寄せた選び方やセッティングをご案内いたします。
 
「街乗り」
コチラは移動手段やサイクリングを目的とする乗り方のため
あまり車体の大きさは気にしなくていいと思います。
また24インチ26インチの大型の車輪の車体も選択肢の一つとしていいかと思います。
 
BMXは街乗りに向かないと思われている方もいると思いますが
個人的にはそんなことはないと思っています。
ただ日本で普及しているママチャリとは少し乗り方が違うので慣れが必要かと思っております。
 
BMXは真っ直ぐに近い角度のハンドルになっておりますが
これは立って漕ぎやすくなっており立って漕ぐ時にハンドルを揺らすことが前に進む力となるので
座って漕ぐよりも進むパワーがあります。
また変速がないシングルギアとなっておりますが多段ギアの様なエネルギーロス
がないダイレクトなペダリングも魅力です。
またシングルギアではキツい坂はBMXを押して歩きますが
多段ギアで一番軽いギアで漕いで進むのとではそんなに掛かる時間は変わらないです。
何よりシングルギアはシンプルでかつ地形を感じながら乗れるのでサイクリング
がより楽しめると思います。
 
BMXで長時間乗る時は立って漕いで座って流すこれがオススメです!
 
そしてスタンドの取り付けやハンドルのカットをするとかなり快適にBMXをお楽しみ頂けると思います。
純正ではBMXにはスタンドがついていないため街乗りで止める際に立てかけたりしない済むことはかなり大きな違いです。
またハンドル幅も一般の自転車に比べ広いのである程度カットすれば車とのすれ違いなどもスムーズにできる様になります。
当店ではご購入時の工賃は無料となっておりますので車体価格とスタンド価格のみでコチラのカスタムを行っております!
 
「街乗りBMXのポイント」
・20インチの他に24インチ、26インチも!
・キックスタンドをつけるのがおすすめ!
・ハンドルはカットがおすすめ!
・シートは高さがありクッション性が高いものがおすすめ!
 
「パーク」
サイズは中間的なものがいいかと思います。
身長170cmであればトップチューブ20.5~20.75、チェーンステーは13.25などクセのないサイズチョイスがおすすめです。
ハンドルを無制限に回すジャイロブレーキなどをつける人も結構います。
後輪のハブはカセットと呼ばれるドライブ(漕がないで進むとカチカチ鳴る)を使っている方が多いジャンルです。
フロントブレーキはつけていない人が多いため当店では街乗りができるように簡単にフロントブレーキを付け外しできる
カスタムも行っております。
 
「パークBMXのポイント」
・中間的なサイズがおすすめ!
・カセットハブ(後輪の規格)がおすすめ!
・ジャイロブレーキも選択肢に!
 
「ストリート」
 
ややコンパクトなBMXがいいかと思います。
身長170cmであればトップチューブ20.5、チェーンステーは13~13.25など平地でも動かしやすい様に小さめが楽しいかと思います。
ホイールの横にペグと呼ばれる棒をつけるライダーも多いのが特徴です。
また後輪のハブはカセットフリーコースター(後ろに進んでもペダルが逆転しない)が半々で分かれているのが特徴です。遊びの要素が多いジャンル故、人それぞれセッティングに幅が出る様です。
ブレーキについては付けていないライダーが多いため街乗りができるように簡単に前後ブレーキを付け外しできる
カスタムも行っております。
 
「ストリートBMXのポイント」
・コンパクトなサイズがおすすめ!
・カセットハブかフリーコースターハブはどちらでもOK!
・ペグをつける人が多いです!
・ブレーキは着脱タイプにカスタム!
 
「ダート」
大きめなBMXがいいと思います。
 身長170cmであればトップチューブ20.75〜、チェーンステーは13.25〜など安定感がある大きめが楽しいかと思います。
ペグはダートの面を壊してしまうことがあるためダートを中心に乗っている人はほとんど付けておりません。
またブレーキはリアを頻繁に使うためブレーキタッチの良さを大事にしているライダーが多いため
ジャイロブレーキではないモデルがおすすめです。
タイヤもツルツルしていないモデルがおすすめです。
 
「ダートBMXのポイント」
・大きめなサイズがおすすめ!
・リアブレーキはタッチが軽い一本引きワイヤーがおすすめ!
・リアブレーキパッドは効きの良いものに交換がおすすめ!
・タイヤはツルツルでないのがおすすめ!
 

まとめ
 
当店ではストリートのBMXを主に扱っておりますので
「街乗り」「パーク」「ストリート」「ダート」「バート」にご興味ある方はぜひご来店ください。
上のページでそれぞれ選ぶときに気にすべきポイントについてご案内いたしましたが
店主自身がBMX1台ストリート、街乗り、ダート、パークと満遍なく乗っております。
ちなみに店主自身は平地での乗りやすさを中心にBMXを組み上げているので上のジャンルでいうところ
ストリートを基準に選んでおります。
 
BMXは様々な環境で楽しめる乗り物ですので皆様それぞれのイメージに合わせて
良い一台をお選びください!
 
また店主がたまに乗るときには一緒に乗りたいという方は
flourishbmx@yahoo.co.jp までお気軽にご連絡ください。
誰かと一緒に乗ることで上達や楽しみ方に幅が出るかと思います!
メールを頂けましたら乗る際にご案内させていただきます。
 
最後までご覧いただき誠に有難うございます。